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• 酒の失敗その２
  [ 2005-04 -10 21:32 ]

彼の名はＮ。

酒癖の悪さは、全国レベルです。（私は県レベルです。）

酒を散々飲んで、仕上げのラーメン屋での出来事でした。いつものようにカウンター席に座り、ラーメンとビールを注文しました。
ふと、彼の隣付近を見ると、右から見ても左から見ての完全無欠の○くざ屋さん家族が談笑しています。（なんで、深夜に１５歳くらいの娘と、たぶん組長クラスの方と奥様が座ってラーメンを待っているんでしょう。）

3人の後ろには、強面の3人が”気をつけ”をして立っていました。ひょいと窓の外を見ると、たくさんの方々が、真っ黒い服を着て、うろうろしています。（何故気が付かなかったんでしょう。）

しかし、あたりの事情が読み込めると、やはり高々県レベルの酔っ払いです。酒が頭から足の裏に向かってスゥーッと抜けていくのが分かりました。（礼儀正しい男に瞬間にして変わりました。）きょろきょろせず、ただカウンターの塩コショーの一点だけを見ていました。

そこで、とても信じられないことが起きたのです！（ここからは全国レベルです。）

「お前の父ちゃん、○くざだろう！」彼が隣にいた娘にイッヒッヒと笑いながら話しかけたのです。

後ろの3人が掴みかかろうとし、それを組長クラスの方が止めるのが分かりました。（ほぼ一瞬です。）

私も一瞬で
「す、すいません。」その方に向かって言いました。

「なんで、あやまるんか！ねえ、お前の父ちゃん、やくざだよね。」Ｎはなんと本格的に絡んだのです。（その方が、右手で後ろの3人を制するのが見えました。）

「すいません！こいつ、ばかなんで！酔うとどうしようもないっていうか・・・。」

続きは明日。